注文住宅の夢と現実

1憧れの注文住宅

私は小さい頃からずっと賃貸暮らしだった為か注文住宅には大変な憧れがありました。心から「ただいま」と言えるマイホームに、1度でいいから住んでみたいと子供ながらに思ったものです。そんな私が結婚しいよいよその機会がやってきたのです。

2失敗出来ない家づくり

なんと言っても一生に1度の大きな買い物ですから、前準備は時間をかけて念入りに行いました。来る日も来る日もネットで情報を調べ、家を建てた友人たちに話を詳しく聞いたり、頭の中はマイホームのことで頭がいっぱいでした。デザインから物の配置、配色など考えることがいっぱいで何から手をつけたらいいのか手詰まり状態です。とりあえず何に重点を置くかを書き出し、優先順位を付けていく事から始めて住宅関係の本もたくさん読みました。私は片付けが苦手なので見えない収納にこだわりたくインテリアの本や収納術の本などを買い漁りました。

3実際とはちがうけど愛しの我が家

結局見えない収納も、見えないようわざわざ中にしまう必要性があって面倒くさがりの私には不便でした。そしてもっと生活の導線に沿って収納を考えればよかったと後悔しています。それでも住めば都、この家を建てて良かったと家族と暮らしながらしみじみ思うのです。